Imagine Noteイマジンノート
海王星の世界の想像のイメージ(AI で作成)

惑星の想像

海王星に生き物がいたら? 事実から想像してみた

太陽からの光が届くのに約4時間。風は時速2,000kmを超え、季節はひとつ40年以上。NASA が発表している海王星の事実を土台に、風の中と深い海と衛星トリトンに暮らす生き物を想像しました。

公開: 書いた人:イマジンノート編集部

  1. 事実公式の資料に書かれた事実
  2. だから、たぶん事実から一歩ずつ推したこと
  3. 想像その先の想像(絵は AI)

事実分かっていること

  • 太陽からの平均の距離は約45億km。太陽の光が届くのに約4時間かかる。[出典1]
  • 赤道の直径は49,528kmで、地球の約4倍の幅。[出典1]
  • 1日は約16時間。1年は地球の約165年で、季節はひとつ40年以上続く。[出典1]
  • 大気はほとんどが水素とヘリウムで、メタンが少し含まれる。[出典1]
  • 風は時速2,000kmを超える。地球でいちばん強い風は時速約400km。[出典1]
  • 質量の80%以上は、水・メタン・アンモニアといった「氷」の材料。雲の下に、とても熱い水の海があるかもしれないと考えられている。[出典1]
  • いちばん大きな衛星トリトンは、海王星の自転と反対向きに回る。表面は約マイナス235℃で、高さ8km以上まで噴き上がる間欠泉が見つかっている。[出典1]

だから、たぶんだから、たぶん

  1. 風は時速2,000kmを超える風にさからうより乗るほうが楽なので、たぶん、体はとても薄く軽く、凧や帆のように風に乗って生きる。
  2. 太陽の光が届くのに約4時間届く光がとても弱いので、たぶん、自分で光を出して仲間に合図する。
  3. とても熱い水の海があるかもしれない深い海は圧力がとても高いので、たぶん、そこに暮らす生き物は重く、ずんぐりした丸い体をしている。
  4. 季節はひとつ40年以上冬が40年以上続くので、たぶん、長い眠りで季節をやりすごす。
  5. トリトンの高さ8km以上の間欠泉噴き出す場所のまわりだけ少し様子がちがうので、たぶん、間欠泉の吹き出し口のまわりに小さな生き物が集まる。

想像想像の世界

青い雲の上の大移動の想像のイメージ
青い雲の上の大移動遠くの小さな太陽はほとんど光をくれない。カゼノリホの群れは光の線をともしながら、時速2,000kmを超える風の流れに乗って、星をひと回りしていく。想像のイメージ(AI で作成)

想像の生き物

想像の生き物「カゼノリホ」のイメージ

カゼノリホ

凧のように薄く、すき通った大きな体で、強い風に乗って雲の上を流れていく生き物。ふちに沿って青い光の線がともり、暗い空で仲間に合図する。

もとにした事実:風は時速2,000kmを超える・太陽の光が届くのに約4時間

想像の生き物「シンカイアオダマ」のイメージ

シンカイアオダマ

雲の下の深く熱い海で暮らす、ずんぐりと重い丸い体の生き物。高い圧力に耐える厚い皮に、小さな青白い光の点がたくさん並ぶ。

もとにした事実:とても熱い水の海があるかもしれない

想像の生き物「トリトンシモバナ」のイメージ

トリトンシモバナ

衛星トリトンの間欠泉の吹き出し口のまわりに咲く、霜の花のような小さな生き物。噴き上がる流れが運ぶものを受け止めて暮らす。

もとにした事実:トリトンの高さ8km以上の間欠泉

ほかの考え方

  • 雲の中は上へ行くほど冷たく、下へ行くほど熱く重い。生き物がいるなら、ちょうどよい高さの層だけ、という考え方もある。
  • 熱い水の海があるかどうかは、まだ確かめられていない(NASA は「かもしれない」と書いている)。海の生き物の想像は、その仮説の上に立っている。

よくある質問

海王星の風はどれくらい強いの?
NASA によると時速2,000kmを超えます。地球でいちばん強い風(時速約400km)の5倍以上です。
海王星の1年はどれくらい?
地球の約165年です。季節はひとつ40年以上続きます。
海王星に生き物は本当にいるの?
生き物は見つかっていません。このページの生き物は、事実をもとにした想像です。

出典

  1. NASA Science「Neptune: Facts」

「事実」の文は、出典のページに書かれていることだけで書いています。「だから、たぶん」と「想像」は編集部の考えで、確かめられたことではありません。

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