月がなかったら、海の満ち引きは? 潮の事実から想像してみた
このページの公開: / 最終更新: / 書いた人:イマジンノート編集部

この記事のあらまし
満潮と干潮は多くの場所で1日に2回ずつ起こり、時刻は毎日約50分ずつ遅れていく。気象庁と国立天文台の事実を土台に、もし月がなかったら海の満ち引きはどうなるかを想像しました。
分かっていること公式の資料に書かれている事実
- 満潮と干潮は、多くの場所で1日に2回ずつ起こる。[出典1]
- 満潮と干潮の時刻は、月の公転により、毎日約50分ずつ遅れる。[出典1]
- 潮の満ち引きは、月の引力と、地球が月との共通重心の周りを公転することで生じる慣性力を合わせた「起潮力」で起こる。太陽による起潮力は月より小さいが、同じ仕組みで働く。[出典1]
- 月と太陽が一直線に並ぶと起潮力が重なって満干潮の差が大きくなり、大潮になる。両者が直角にずれると起潮力が打ち消し合い、差が最も小さい小潮になる。[出典1]
- 大潮と小潮は、新月から次の新月までの間に、ほぼ2回ずつ現れる。[出典1]
- 満潮から次の満潮までは、平均で約12時間25分になる。[出典2]
- 潮の満ち引きは月の影響が中心で、太陽の影響は月の約半分とされている。[出典3]
事実から考えると事実から一歩ずつ推したこと(推測)
- 太陽の影響は月の約半分月がなければ、海を動かす力は太陽だけになる。太陽の影響は月の約半分なので、満ち引きの差は今よりずっと小さくなるかもしれない。
- 大潮は月と太陽が一直線に並ぶと起こる月がなければ、月と太陽が重なる大潮は起きない。海は、いつも静かなままかもしれない。
- 時刻が毎日約50分ずつ遅れる今は毎日約50分ずつ遅れるので、10日たつと50分×10日で500分、約8時間20分ずれる。月がなければ、このずれは生まれない。満潮は、たぶん毎日ほぼ同じ時刻に来る。
- 満潮と干潮は1日に2回ずつ起こる磯の潮だまりの生き物は、毎日ほぼ同じ時刻に水が引くことになるかもしれない。出てくる時間を、決まった時計のように覚えられそうだ。
想像の世界その先の想像(絵は AI のイメージ)
想像の生き物
時計ガニ
毎日同じ時刻にだけ、ハサミで岩をコンコンとたたいて出てくる小さなカニ。たたく音で、浜の人は時刻を知る。
もとにした事実:満潮の時刻が毎日ほぼ同じになる・磯の潮だまりに水が引く
ほかの考え方
- 太陽だけでも潮は起こるので、海がまったく動かなくなるわけではない。力が弱くなった分、満ち引きの差が小さい、おだやかな海として想像することもできる。
よくある質問
- 満潮と干潮は1日に何回起こる?
- 多くの場所で1日に2回ずつです。時刻は月の公転により、毎日約50分ずつ遅れます(気象庁の説明)。
- 潮の満ち引きは、月と太陽のどちらの影響が大きい?
- 月が中心で、太陽の影響は月の約半分とされています(国立天文台の説明)。
- 大潮と小潮は、どんなときに起こる?
- 月と太陽が一直線に並ぶと大潮、直角にずれると小潮になります。どちらも新月から次の新月までの間に、ほぼ2回ずつ現れます(気象庁の説明)。
出典
「分かっていること」の文は、出典のページに書かれていることだけで書いています。「事実から考えると」と「想像の世界」は編集部の考えで、確かめられたことではありません。誤りに気づいたら訂正の申し出からお知らせください。
コメント
まだコメントはありません。
この記事を共有する



